2020.08.04 インテージ社と業務提携を締結いたしました
シルタス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小原一樹 以下「当社」)は、株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下「インテージ」)と、業務提携契約を締結しました。これにより両社はアプリなどを通じて、買い物データの自動栄養分析や、好みにあった食材・メニューなどの提案で、生活者の充実した食生活を支援していきます。

−業務提携の背景
近年、生活者の健康・栄養に関する意識が高まりつつあり、日々の生活の中でも家庭の食事や外食などで摂取する栄養成分やカロリーなどを気にする人が増えてきました。特に今年に入ってから新型コロナウィルス感染拡大により、「健康には気をつけたい」と考える方が増え、生活者の健康意識はより一層強まっています。さらに在宅勤務の普及、休日の外出自粛を通じて「日々の中で充実した食生活を送りたい」というニーズも高まってきました。
「充実した食生活」については小売店や飲食店などにより、新鮮な食材やそれらを生かしたレシピ提案、おいしいメニューが提供され、ニーズは満たされつつあります。しかし、「健康に気をつける」ためには生活者自身が日々摂取した栄養を把握し、状況に合わせた食事メニューを考えなければなりません。その解決策として、生活者は健康管理アプリを使って食べたメニューや量を日々入力し、自身の栄養状況から必要なメニューをレシピサイトなどから探さなければならないのが現状です。また、探したメニューが健康に良い食事だったとしても、生活者の食の好みやその時に食べたいものと合ってなければ、「充実した食生活」を満たすことができなくなってしまいます。
−業務提携の概要
今回、当社とインテージは「日々の充実した食生活」と「簡単な栄養管理」の両立に向けて、以下の連携をすることとなりました。
① 買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するアプリ「SIRU+」を通じて、生活者がより簡易に自身の栄養状況を把握できる環境の構築
② 購買履歴をもとに生活者一人ひとりの食・健康などに対する価値観を見える化するソリューション「Genometrics®︎※(ゲノメトリクス)」を活用し、生活者自身の好みに合った食材、メニューの提案
③ 来店している生活者の栄養状態に合わせた、小売業への商品提案などの支援
− 今後の展望
今回の業務提携により、生活者に対して個人のライフスタイルに合わせた食の提案、小売業に対して栄養を軸とした精度の高いマーケティングデータの提供ができるようになることで、当社が開発・運営している「SIRU+」を広めていきます。そして、日常生活の一部である買い物から健康を目指せる環境を作っていきます。
− 「SIRU+(シルタス)」について
「SIRU+」は買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマホアプリ。繰り返し利用することで、食の好みをAIが学習し、ユーザーの食生活に合わせて最適な買い物を提案します。日常生活の一部である買い物から健康的な食生活を目指す「頑張らないヘルスケアアプリ」です。2020年4月より食材入力機能を追加し、対象スーパー以外で購入した食品なども登録できるようになりました。

【SIRU+のダウンロードはこちら】
− 「Genometrics®︎(ゲノメトリクス)」とは
『Genometrics』[ゲノメトリクス] ( https://www.intage.co.jp/service/platform/genometrics/ ) は、小売業が持つID-POSデータに食・健康・買い物などに対する価値観の情報を推定により紐づけ、お客様の価値観(DNA)やライフステージを見える化するソリューションです。性別・年代だけでは見えにくいお客様の価値観の違いを捉えることができます。更に未既婚や子供の有無といった一歩踏み込んだ属性や、お客様の潜在的な購買規模(ポテンシャル)も含め、ID-POSデータだけでは把握できない様々なプロファイルを見える化します。
